【岐阜・スパークリング日本酒】日本酒業界の現状について解説

管理人の日常

岐阜県天領酒造のスパークリング日本酒「すますま」を飲みながら日本酒業界について考える

夏も終わりに近づき、最近は夜涼しい日も増えてきました。肌寒い日の晩酌にはビールではなく日本酒をゆっくりと飲みたくなるのは私だけではないと思います。

最近、岐阜県の老舗天領酒造さんが生産しているスパークリング日本酒「すますま」という変わった日本酒を発見したので試しに飲んでいたのですが、ふと

「日本酒ってなんでこんなに美味しいのにワインやウイスキーに比べて安いんだろう?」

と感じました。私はワインもウイスキーも好きでよく飲むのですが、ワインもウイスキーも美味しいものを飲もうとするとかなり高くつくイメージです。(ちなみにウイスキーはスコッチ系のピートのスモーキーな香りが強いものが好みです・・・)

日本酒にもっと付加価値をつけて売って、ワインやウイスキーのように高値で販売できるようになれば、高収益なビジネスモデルができるのではないか?と考えたので一度、現状について調査してみました。

日本酒業界の現状

日本酒の国内出荷量は年々減少傾向

近年のアルコール国内出荷量は年々微減傾向あるようですが、傾向は酒類によって異なるようです。チーハイなどのリキュールは増加傾向にあり、割合こそ低いですがウイスキーは増加している一方で、ビールや日本酒などは明らかな減少傾向にあるようです。さらに、コロナウイルスの流行に伴う飲食店への時短要請やアルコール提供自粛によって、日本酒の国内出荷量は追い討ちを受けるように減少しています。

*農林水産省 「日本酒をめぐる状況」資料より抜粋 

海外の輸出量はコロナ禍の影響を除けば、増加トレンド

海外では近年の日本食ブームにより日本酒の輸出量は増加傾向にあり、2020年には約241億円となっています。ちなみにどこの国の消費量が多いかランキングを調べてみると下記のようになっていました。やはり消費大国アメリカはすごいですが、アジアで飲まれていることが多いようですね。とはいえ、国内出荷量の1割以下なのでまだまだ伸びしろはあるように感じますね。

・日本酒輸出量ランキングTOP5(2018年)

1位 アメリカ 5,951 キロリットル

2位 韓国 5,351 キロリットル

3位 中国 4,146キロリットル

4位 台湾 2,238キロリットル

5位 香港 2,097キロリットル

現状まとめ:国内の減少トレンドは変わりそうにないが、海外への積極展開に活路ある

近年の健康志向ブームやチューハイなどの台頭、国内人口の減少を考えると、国内で再度日本酒ブームを巻き起こすのは難しいように感じてしまいます。一方で海外に出荷している日本酒量の割合は、国内出荷量の10%以下であることを考えるとまだまだ伸びしろはあるように感じます。海外に向けた高級日本酒など展開してみてもいいかもしれませんね。実は国内では比較的価格の高い高級日本酒は年々微増傾向にあります。これらはもうたくさん量は飲めないが良質なものを家で少しだけ飲むようなコロナ禍のステイホームとも相性がいいのかもしれません。私個人としては、若者向けのライトな日本酒を増やせると面白いかな?と考えています。イメージ的には、ZIMAやスミノフなどの野外フェスなどで飲めるようなスッキリとした軽いアルコール飲料です。最近、アルコール度数0.5%のビアリーなど出ていますが、0.5%~3%の日本酒も面白いですね。ガッツリ飲みたい日ではなく、日常の食卓で次の日に用事があっても楽しめる日本酒があってもいいかな?とは思います。

スポンサーリンク