[株価分析の基本⑥] ROAについて解説

株価分析の基本
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ROEで株価分析する人は必見!ROAを簡単に理解しておこう

まずはROAについてざっくり理解する

ROAの定義

ROAは総資産利益率と呼ばれ、総資産に対する利益の割合を示します。この指標は会社全体の収益力を見る際に有効です。計算式は ROA =(利益)/ (総資産) で計算できます。(本来は予想営業利益で計算しますが、ここでは簡略化のため利益とします)総資産には、自己資本も負債も含んでいます。よって、ROAは株主に対する収益性だけではなく、負債も含んだ総資産全体に対しての収益性を見るための指標になります。一方で、ROEは ROE =(利益)/ (自己資本)で計算できるためその会社の株主に対しての収益性のみを知ることができます。ROEについてまだご存知ないと言う方は、下記の記事も読んでみてください。

[株価分析の基本⑤] ROEについて徹底解説

ROEとROAどっちを使えば良いのか?

ROAとROEどちらを使えば良いのでしょうか?結論から言うと、私たちのような一般的な投資家はROEを見ていれば問題ないです。ではなぜROAが必要なのでしょうか。簡単に言うと、企業の中にはROAすなわち、会社全体の収益性が低いのに、ROEが見かけ上高くなってしまっている企業があるためです。前回の記事で、ROE8%以上あれば収益性が高いと言えると言いますが、ROAが低い企業の場合にはすこす業績が下がっただけでROEがかなり下がってしまう危険性があるため、その補完的な意味としてROAが存在します。

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ROEとROAの関係性をもう少し詳しく解説

ROEとROAの関係を式で確認してみましょう。

ROE= (利益)/(自己資本)

   =(利益)/ (総資産) × (総資産)/(自己資本)

= ROA         ×(総資産)/(自己資本)

要するに、ROAが低い=会社全体の収益性が低い 場合でも、自己資本に対してたくさんの負債(銀行からの借金)をたくさん借りている場合はROEが見かけ上高くなってしまいます。仮に会社の業績が低下した場合は、ROAの低下量以上にROEが下がってしまうことになります。

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